突然ですが「作文力」という言葉をご存知ですか?
この「作文力」は、正しく読む「読解力」と自分の考えをまとめ伝え「書く力」を合わせた力のことです。
中学受験や高校入試では作文や記述式の問題があり、大学入試では「大学入学共通テスト」で記述式の問題が出題される話もありました。
現時点で大学入試共通テストの記述式問題は導入が見送られていますが、今後の社会において「作文力」が求められるのは必須でしょう。
本日は、小学校ではなかなかきちんとおしえてくれない「作文」を学べる通信教育講座の「ブンブンどりむ」について、内容や値段、効果などをお伝えします。
我が家では息子が受講中なので、リアルなお話をしますね^^
幼少期、読み聞かせもしなかった→読書をしなかった子どもが作文コンクールの学年代表に選ばれました。通信教育のおかげだと思っています^^
目次
ブンブンどりむはどんな通信教育教材?
監修は齋藤孝先生
ブンブンどりむは、書く力を主軸に「考える力」「読解力」「想像力」を育てる通信講座になっており、明治大学教授の齋藤孝先生が監修を務めています。
齋藤孝先生は著書「声に出して読みたい日本語」(草思社)やテレビ「にほんごであそぼ」(NHK Eテレ)・「東大王」(TBS)等の企画・監修をしているので、ご存知の方も多いでしょう。
小学生向けに国語力をあげる本もいくつか出版されているスペシャリストの先生です。
書く力も読解力もつける教材
ブンブンどりむでは、文章のどこを読むべきなのかをおしえてくれるので、読解力がつき、その結果、書く力もつきます。
書く力がつけば、読解力もつきます。
普通に「作文を書いて」ですと子どもは嫌がりますが、我が家の息子は、月2回の課題提出により、「イヤイヤでも書かなければならない→慣れてくる」の状態になり、さらに、返却された課題を見て「自分の文章がどう書けばもっとよくなったのか」を学んでいます。
このように、書く力と読解力は切っても切れない関係です。
そして、この読解力は勉強する上での重要な力になります。
国語に文章読解力が必要なのはあたり前ですが、算数でも文章題が出た時には読解力が必要になりますし、中学受験であっても社会や理科では自分の考えをまとめて書く記述式が出題されます。
このように、問題文を理解する読解力と書く力はとても大切なものなのですが、この書く力は小学校でじっくり勉強する機会が少ないのが現状です。
その結果、子ども自身が能力を発揮する前に「作文嫌い」「記述式が苦手」となってしまっているのは、もったいないことですよね・・・。
我が家の息子は、ブンブンどりむがなかったら今でも作文が苦手だったと思います(^^;)
そして、通信教材は塾に比べてお値段はかなり安いので、家計的にも助かっています (*´︶`*)
ブンブンどりむのテキスト内容は?
1日10分!マンガが豊富でも楽しく家庭学習
いくら塾に通うよりも安い値段で作文力が鍛えられるからと言っても、文章が多いテキストは大人でもため息が出てしまいますね。
その点、ブンブンどりむは、作文嫌いのお子様が親しみやすく学習できるようマンガをたくさん使用したテキストに工夫されています。
ブンブンどりむの1日の学習時間の目安は10分です。
嫌いな作文を長時間家庭学習するよりも、学習時間を短く設定することで、サクッと終わらせる=「あれ?作文って簡単じゃん」の効果が生まれます(←我が家の息子)。
基本が短時間学習なので、習い事や他の予定と組み合わせる事も可能になりますよね。
ちなみに、我が家の場合は、比較的時間が取れる週末にまとめて学習しています。
課題を出すと褒めてもらえる
ブンブンどりむでは、課題を提出すると添削指導員「赤ペンコーチ」が課題に書き込む形で指導をしてくれます。
子どもの心に寄り添い「褒めて伸ばす」作文添削のプロフェッショナルです。
上手くなるには「書く」しかないのですが、親が教えるとなかなか褒めることはできないですよね(^^;)
その点赤ペンコーチは、変な文章を書いても相当褒めてくれます笑。
通信教材は塾と違って先生と顔を合わせません。
「どんな添削になるんだろうか」との不安もありましたが、かなりびっしりと赤ペンで書き込んでくれるので、初めはビックリしました。
この月2回のきちんとした添削があるので「ブンブンどりむって、値段が安い???コスパがいい???」と感じています。
ブンブンどりむは学年別コース
ブンブンどりむは、小学1~6年生別にコースがあります。
値段は後述しますが、1年生以外は同じです。
申し込みが6月でお子さんが4年生ならば、4年生の6月号か7月号から始めることになります。
ただ、下の学年から始めることもできますので、中学受験を考えていないのであれば、下の学年から受講することをおすすめします。
我が家の場合の受講の目的は、公立中高一貫校の受検でした。
受検までにブンブンどりむの講座を終わらせる必要があり、学年相応から始めざるを得ませんでしたが作文嫌いだったので「一学年下でも良かったかも」と感じました。
ただ、3ヶ月もすると「作文って簡単でしょ?」→「うん、簡単」と言っておりました^^
学年 |
コース内容 |
小学1年生
ワクワク入門コース 平均文字数 50~200字 |
まずは「書く事は楽しい」を学びます。
楽しく勉強し全ての学習の土台(基礎)作りができます。
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小学2年生
ドキドキ基礎コース 平均文字数100~300字 |
表現力を磨きいきいきとした作文が書けるようになります。頭の中で物事を順序立てて、説明する力を養います。 |
小学3年生
グングン上達コース 平均文字数100~400字 |
書くテーマを広げ様々な題材にふれ、お子様の興味を広げます。他の教科にも応用できる書く力が身につきます。 |
小学4年生
メキメキ応用コース 平均文字数100~400字 |
自分の考えを整理し文章にする力をつけます。自然・文化などのテーマに興味を持ちながら文章が書けるようになります。 |
小学5年生
トコトン実践コース 平均文字数200~600字 |
課題図書を読み作文を書きます。幅広いテーマに対応した長文が書けるようになります。
相手に「読んでもらう」作文を書きます。 |
小学6年生
バッチリ完成コース 平均文字数400~600字 |
文章を読む他、表やグラフから自分の考えをまとめる力がつきます。公立中高一貫校受験(受検)の記述式問題の対策も可能です。 |
小学1~5年生までは提出課題シートがあり、小学6年生では公立中高一貫校の適性検査や模擬テストにチャレンジします。(模擬テストがあっても値段は一緒です。)
基本テキストの他に学年ごとの副教材もラインナップ豊富
ブンブンどりむでは、国語以外の教科の文章題も教材に含まれていますので、書く力だけでなく他の教科での解く力を試すこともできます。
ブンブンどりむの副教材 |
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小学1年生
ワクワク入門コース |
・国語力ステップアップブック
・算数・生活科でやしなう 問題解決力ドリル ・絵本 ・保護者向け情報誌、会員誌 |
小学2年生
ドキドキ基礎コース |
・国語力ステップアップブック
・算数・生活科でやしなう 問題解決力ドリル ・絵本 ・保護者向け情報誌、会員誌 |
小学3年生
グングン上達コース |
・国語力ステップアップブック
・算数・理科・社会でやしなう 問題解決力ドリル ・ワークシート ・特別付録 名言集・漢字集など ・保護者向け情報誌、会員誌 |
小学4年生
メキメキ応用コース |
・国語力ステップアップブック
・算数・理科・社会でやしなう 問題解決力ドリル ・月刊「Newsがわかる」 ・時事シート ・保護者向け情報誌、会員誌 |
小学5年生
トコトン実践コース |
・課題図書
・算数・理科・社会でやしなう 問題解決力ドリル ・月刊「Newsがわかる」 ・時事シート ・保護者向け情報誌、会員誌 |
小学6年生
バッチリ完成コース |
・作文かきかたBOOK
・月刊「Newsがわかる」 ・時事シート ・保護者向け情報誌、会員誌 |
月刊「Newsがわかる」は、毎日新聞が出版しているものです。
中学受験(受検)を考えているご家庭の場合「どの新聞を読ませようか」と悩むものなのですが、月刊「Newsがわかる」は新聞がわりに利用ができます。
気になるブンブンどりむの値段は?
ブンブンどりむは、入会金0円なので気軽に始めることができます。
そして、以下の毎月の受講費のみが値段となります。
毎月払い |
6ヶ月一括払い |
12ヶ月一括払い |
|
小学1年生コース | 月々4,950円 | 月あたり4,719円
支払い合計28,314円 |
月あたり4,510円
支払い合計54,120円 |
小学2年生~
6年生コース |
月々5,445円 | 月あたり5,203円
支払い合計31,218円 |
月あたり4,972円
支払い合計59,664円 |
※価格は税込み
先に受講中のお子様がいて、二人目以降のお子様も受講する場合には値段に「兄弟割」が適用されます。
毎月払い |
6ヶ月一括払い |
12ヶ月一括払い |
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小学1年生コース | 月々4,400円 | 26,400円 | 52,800円 |
小学2年生~
6年生コース |
月々4,928円 | 29,568円 | 59,136円 |
※価格は税込み
支払いタイミングと支払い方法
ブンブンどりむの支払いは、教材到着後の後払いです。
クレジットカード払い、自動引き落とし(口座振替)、払込取扱票(コンビニ可能)の中からお好きな支払い方法を選べます。
一括払い後でも途中退会で返金可能
ブンブンどりむの値段は、一括払いにすると月々換算が安いのですが、お子さんが「やめたい」と言い出したときに残りの月の分が返金されるのかが気になるところですよね。
ご安心ください。
ブンブンどりむでは途中退会をする場合、残りの受講費を清算し、振込手数料を引いた金額が返金となります。
この返金システムならば安心してスタートできます^^
※返金システムは現時点でのものです。変更される可能性もありますので、申し込み時に必ずブンブンどりむの事務局に聞いてくださいね。
小学6年生の場合で値段の比較をしてみました
ブンブンどりむの値段が高いとお考えの方に、代表的な通信教育との比較をしました。
受講料(月額) | |
A社(基本3教科) | 3,800円 |
B社(4教科) | 8,250円 |
通信教育により内容は異なりますが、上記の値段と比べても、ブンブンどりむが高いことはありません。
作文力は全ての教科の基本になりますので、例え値段が高かったとしても受講すべきだと私は思っています。
Z会(作文)も視野に入れました。
ブンブンどりむを効果的に使うには?失敗しないためのポイント
子どもをたくさん褒める
「ブンブンどりむを続けられるか心配」と思う保護者の方は多いでしょう。
イヤイヤやると学習意欲も落ちますので、毎日の学習が終わった時や、提出課題シートが返ってきたとき「がんばったね」の一言でも良いので声をかけてください。
子どもに限らず人間は褒められると嬉しいものですし、やる気にもつながります。
書く事が苦手なお子様は、苦手なことにチャレンジしているだけで「がんばったね」なのです。
ブンブンどりむの効果を出すために是非、声かけをしてあげて下さい。
日々の声かけも大切です^^
提出課題シートは子ども自身に投函させる
ブンブンどりむには月2回の提出課題がありますが、課題を提出する時は、子ども自身に投函させることをおすすめします。
自分が投函することで「提出課題シートを出した」という小さな達成感が生まれますよ^^
また、提出課題はある意味「赤ペンコーチへの手紙」なので、自分が投函すると手紙が返ってくるまでのワクワク感や次へのやる気にもつながります。
返ってきた提出課題シートに関しても、親が開封するのではなく、子ども自身に開封させてみて下さい。
普段、なかなか子ども自身が郵便封筒を開封することはありませんので、この小さな「大人の仲間入り感」が「次も課題を出す!」につながりますよ^^。
作文嫌いだった我が家の息子は、今では赤ペンコーチから郵便が届くと喜んで開封しています。
親も子もブンブンどりむで勉強している!という自信を持つ
家庭学習をしているだけでもすごいのに、その中でも「作文」を学習しているのはすごいことです。
塾でも作文をおしえてくれるところはなかなかありません。
作文は、算数の計算や暗記型の教科とは違い、効果が出にくいものです。
効果が出るまで時間がかかるからこそ、親でも子どもでも「作文を自主学習している」という自信を持つ事が大切です。
親も興味を持って教材を見る
ブンブンどりむは通信講座です。
1日10分という短い学習時間ですが、お子様が一人テキストを広げ、取り組むスタイルになります。
嫌いな作文を自宅学習でやらされるわけですから(笑)、親が「へ~、すごいわかりやすい説明だね」「これ、面白いね」などと言ってみて下さい。
子どもは、親が興味を持つものに興味を持ちますので、単にやらされるよりも「お母さんが面白いって言っているんだから面白いはずだ」との気持ちで学習してくれるでしょう。
また、子どもの勉強中はなるべく親が見守っていてください。
親がそばにいることにより、子どもは安心して集中できますし、なまけ防止にもなります。
ブンブンどりむのテキスト本体は作文の書き方を学習しますが、副教材では「言葉・名文・ニュース」と多種多様なテーマを学習します。
ブンブンどりむの赤ペンコーチから褒められながら学習を積み重ねた頃には、作文が好きになると共に、時事問題にも強くなりますよ!
私自身、「あきらめずにブンブンどりむをやってよかった」と効果を実感していますし、最初は少々お値段が高いと感じていましたが「この内容なら納得」との気持ちで見守れています^^
最後に
本日は、ブンブンどりむの内容や値段、その効果についてまとめてみました。
家庭での学習は、お子様が続けてくれるかと不安に思うでしょう。
ブンブンどりむを企画・編集している「どりむ社」は創業から30年以上の実績があります。
ブンブンどりむを受講したお子様の中には、読書感想文コンクールで入賞したお子様もいますよ。