【中学受験にも活用】 スタディサプリの使い方 先取り&苦手復習に

スタディサプリを使ったらお子さんの学習に効果が出るのか、とても気になりますよね。

公立中高一貫校の中学受験を進学塾なしで挑もうとしている我が家では導入したのですが、すごく良かったです!!

スキマ時間に倍速で見て、効率よく学習ができています^^

もちろん、私立の中学受験にも役立ちますので、本日はスタディサプリの「効果的な使い方」や「メリット」「デメリット」についていろいろとお話しますね。

 

スタディサプリは中学受験の特殊算を学習する使い方も可能

まず、スタディサプリが中学受験に効果的に使えるのか、どんな使い方があるのか気になるところなのですが、先ほどもお伝えした通り「便利に使えます!」

ただ、スタディサプリには「中学受験」の項目はありません。

その代わりに「算数応用」で、等差数列、和差算、植木算、消去算などの講座を見ることができます。

 

我が家では、公立中高一貫校の中学受験(受検)を目指しているので特殊算の公式は必要ありませんが、公式を使わないで解く特殊算の問題は出て来ます。

実際、受講しているZ会の公立中高一貫校講座にも出て来ました。

もちろん、考えることを求められる公立中高一貫校受験用なので、Z会の講座内で公式はおしえてくれません。

「なぜこうなるのか?」を考えさせ公式なしで解かせるのですが、テキストだけの教材なので、子どもがつまずいてしまいました。

そんな時には、我が家ではYouTubeで動画を探して見ていましたが、YouTubeって検索しにくいんですよね。

その点、スタディサプリは単元ごとにわかりやすくまとめっているので、とても探しやすい&学習しやすかったですね。

14日の無料体験期間中に「これ、いい!!!」と親子で感じたので、スタディサプリの契約をそのまま続行をしたという経緯があります。

苦手単元を集中して学習する時にはとても効果的な使い方ができます。

 

ベテラン講師による授業は塾のような使い方も

授業はめちゃくちゃわかりやすいです!

息子は「へ~。」「なるほど。」とブツブツ言いながら講座を見ていました。

スタディサプリの講座を開設している先生方を調べてみると、がっつり中学受験の先生でした。

スタディサプリの講師

スタディサプリより引用

 

スタディサプリのできた背景には「教育格差」問題がテーマとしてありました。

大学受験の際に予備校に塾や予備校に通えるのが、「大学に行きたい」と思っている人たちの3割。

経済的な理由であったり、地域に予備校がなかったり・・・。

こんな不平等の解消がサイト立ち上げにありましたが、中学受験はまさに教育格差そのものですよね。

・中学受験専門塾に行きたいけれども金銭的に行けない
・塾が遠くて小学生1人では通えない

 

・安い料金で

・効果的に

・不平等を解消するために

・塾のカリスマ講師の授業をうけるような

使い方ができるのがスタディサプリです。

 

子どもにも負担なく学習できる家庭教師のような使い方も

 

我が家では、中学受験のための進学塾には通っていません。

夫婦共に個人事業主ということもあり年金は国民年金のみ。

将来子どもに迷惑をかけないために老後の資金を貯めておくことを目標としいるので、「大学に行きたいなら国立を目指せ!」と常日頃から言っています笑。

 

ただ、金銭的に余裕があっても、進学塾通いはしていなかったと思います。

というのも、うちの子、夜8時を過ぎると眠くなっちゃうんですよ∑(´д`;)

あと、身長がクラスの前から4番目なので、睡眠している夜10時~2時に間に最大分泌されると言われている「成長ホルモン」の阻害もしたくないんですよね・・・。

個人的にも睡眠不足はパフォーマンスを下げると感じていますので、小学生を寝不足にさせたくありません

公立中高一貫校受験(受検)の場合は、内申書が必要になるので「授業中に寝る」なんてことも絶対に避けなければなりません。

以上の理由で、中学受験の通塾はしておりません。

 

その点、スタディサプリは「いつでも」「どこでも」中学受験進学塾のトップ講師の講座が見られる使い方ができるわけなのです。

自宅に教えられ放題の家庭教師がいるわけです。使わない手はありません!

もちろん、進学塾に行っているお子さんであってもスタディサプリは、塾との併用にも効果的な使い方ができます。

次のメリットでお話しますね。

スタディサプリの使い方【メリット】

 

1、先取り学習に使える

中学受験は、早めに小学校での国語・算数・理科・社会のカリキュラムを終わらせる必要があります。

そうしないと、入学を目指す学校の過去問題に取りかかれないからです。

塾なしで受験(受検)を考えているご家庭の場合は、塾での先取り授業がわりに利用できますし、恥ずかしがり屋のうちの子の場合は、予習で自信がつく→授業で挙手が増える→内申書がよくなる 効果も狙っています。

もちろん、塾の予習としての使い方も効果的ですよね。

中学受験の進学塾では
・予習必須です
・小学生だから予習は無理です

のどちらかに別れますが、たとえ少しであっても予習できるならば予習をしておいた方が授業中の理解度が深まります。

せっかく授業に行っても最初で「?」が出てしまうと後半には「???」がたまってしまい、せっかくおしえてもらった公式の使い方がわからず、その日の中学受験の授業が無駄になってしまいます(^^;)

 

2、復習にも使える

記憶の定着のためには、定期的に思い出すことが必要です。

そうなると、復習はとても大切な行為です。

中学受験の進学塾の場合、大量の宿題が出されるかと思いますが、スタディサプリであれば目で見て耳で聞けるので、単にテキストを解く以上に記憶が定着する使い方ができます。

 

特に、苦手な単元は繰り返し見ることで効率よく学習をすすめることができます。

苦手な単元は、皆、苦手なものです。

この苦手単元を克服できるかできないかによって、中学受験において1点がとれるかとれないか、合格するか合格できなかが、かかってきます。

なので、進学塾に行っていたとしても、併用してもっと偏差値をあげる使い方がスタディサプリでは可能です。

 

3、おろそかにしがちな社会と理科の学習に使える

中学受験を考えている場合、どうしても、算数と国語が優先になってしまいます。

公立中高一貫校の場合は、4教科が入り混じった問題になりますが、私立受験の場合は、点数配分が大きい算数と国語を優先することになります。

ただ、お子さんのライバルたちも算数と国語を優先しています。

ライバルたちとの差をつけるため、皆がおろそかにしがちな社会と理科に力を入れるのも手です。

社会や理科は暗記科目ではありますが、特に理科の実験はテキストを読んでいるだけではなかなか理解できません。

その点、スタディサプリは、実験映像を見せてくれるのでとてもわかりやすいです。

我が家の場合は、最初、YouTubeで実験映像を探していましたが、小学生の授業に沿った動画はなかなか見つかりませんでした。

そんな中、スタディサプリの授業では実験映像を見せてくれることがわかり、即14日の無料お試し契約をしました笑。

あと、使い方のアドバイスとしては、倍速がおススメです。

我が家では、普段からTVは倍速で見ることもありますので、かなり、重宝しています。

国語や算数を倍速にしてしまうのは、理解度が低くなってしまう可能性があるのでおすすめしませんが、暗記科目の場合は、最終的にテキストで書いて覚えるので、効率よく記憶させるためのきっかけとして、スタディサプリの動画を利用しています。

動画だから可能なことですが、スタディサプリの効果的な使い方として、倍速はとても気に入っています。

 

4、15分の授業だからスキマ時間で見られる

スタディサプリでは、1つの授業(講座)がさらに小さく別れています。

小さく別れた授業は15分ほどです。

15分程度の授業ならば、小学生であってもそれほど苦にはなりません。

また、長い動画を途中でやめると、次の日に視聴する時に「あれ?どこだっけ」となってしまいがちですが、スタディサプリの場合は、15分の授業なので全てをサクッと見ることができます。

中学受験を考えているお子さんの場合、中学受験塾の他にも習い事があったり、学校の宿題があったりととても忙しいですよね。

スキマ時間での視聴としての使い方をすれば、もっと効率よく学力を伸ばす学習ができるはずです。

 

5、テキストは買わなくても無料ダウンロードで学習できる

スタディサプリのテキスト

 

スタディサプリでは、有料のテキストも用意されていますが、無料でダウンロードもできます。

本当に無料です。料金はかかりません。

印刷して紙のテキストとして利用することもできますし、タブレットやPCで問題を見ながらノートに答えを書く使い方もできます。

あと、中学受験では苦手箇所があった場合、ドリルですと、そのページ切り離したり、別途ノートを作ったり、あとは、付箋を貼ってドリルそのものを保管しておくことになりますよね。

これだと、煩雑になってしまうので、整理整頓が苦手な私個人としてはイヤなんです。

ただ、スタディサプリの場合はその苦手単元だけをタブレットやPCのフォルダにまとめておけばよいので、とても重宝しています。

「プリントはしない。テキストをダウンロード。」の使い方で、保護者の負担も削減できています。

 

6、一流講師の授業が見放題なのに料金が安い

中学受験の進学塾に通うとなると、年間80万円とも100万円とも言われています。

そこに、交通費であったり、お弁当を買うならば食費がかかります。

さらに、お母さんがお子さんのサポートのために仕事をセーブすることになったら、中学受験での経済的損失ははかりしれません。

 

スタディサプリの受講料は、一流講師の授業が見放題で月2,178円(税込)です。

 

高校の講座も見れるので、お子さんが小学生であっても気になった単元があったら高校生の授業も見れてしまうんです。

 

現時点での費用はかなり安いので今後も上がる可能性がありますが、年間にしても月2,178円×12ヶ月=26,136円(税込)です。

さらに、12ヶ月分を一括払いすると、約2か月分お安くなります。

「12ヶ月一括払いはお得だけど、子どもが途中でやめたいって言ったらもったいない・・・。」

こんな心配をされる保護者さんに朗報です。

スタディサプリの一括払いでは、途中退会をした場合の返金システムもあります。

中学受験塾に通っているお子さんのスタディサプリの使い方としては、塾との併用になりますので、安い費用だと家計がとても助かります^^

スタディサプリの使い方【デメリット】

 

1、目が疲れる

中学受験生にとって、目が疲れる→視力低下 は避けて通れないです・・・。

スタディサプリに限らず中学受験を目指す場合は、ドリルを解いたり、読書をしたりする時間が多いので視力問題はついてまわります。

できれば大きい画面で学習させてあげたいのですが、小学生用に大きい画面のPCを用意するのはかなりの出費です。

保護者さんの持っているノートPCに大きなモニターをつける使い方も可能ですが、今度は場所の問題がでてきます。

我が家の場合はリビングで学習していますが、PCを置いて、学習用に広くスペースを保てる机ではありません・・・。

仕方がないのでiPadで学習してらっていますが、YouTubeのようにTVで映せると良いなと思う今日この頃です。

 

2、テキストの印刷のサポートが必要

スタディサプリのテキストは無料ですが、子どもがテキストの印刷をできるようにサポートしなければなりません。

単に印刷ボタンを押すだけならば良いのですが、ページを選んで印刷したり、用紙サイズがPCなどとうまく連動ができなかったりとイレギュラーも生じる可能性があるので、保護者の助け舟がないとちょっと無理ですよね。

印刷がメンドクサイと感じたら、「スタディサプリは授業を見るだけ。印刷しない。」という使い方もアリだとおもいます。

 

3、学習に対する強制力が弱い

学校や中学受験塾の授業と違い、スタディサプリを見ている環境は自宅なので、誘惑がたくさんあります。

自宅に一人でいる時にスタディサプリを見る場合、なまけないで集中して学習するのは小学生には難しいかもしれません。

我が家の子どもの場合は、耳で覚えるのが得意なタイプなのでスタディサプリの動画授業は重宝していますが、使い方によっては親の監視が必要です。

 

4、授業は小学4年生からのみ

スタディサプリの小学講座では小学4年生以上の講座のみなので、つまずいた箇所が小学3年生の場合、親のサポートが必須です。

小学3年生ぐらいであれば、親が教えることは簡単だと思うのですが、手間がかかりますよね。

小学校全学年の内容を学習するという使い方には残念ながら対応していません。

 

5、その場で先生に質問ができない

映像授業なので仕方がありませんが、先生に質問ができません・・・。

どんどん質問をしたい活発なお子さんであれば、ナマの授業の方がストレスはたまらないのかもしれません。

我が家の恥ずかしがり屋子どもの場合は、そもそも先生に質問ができませんので、特に問題はありませんが(^^;)

サポートもありませんので、後で先生に質問をすることもできません。

塾の場合は、土地代や人件費、テキスト代も込みの費用になっています。

スタディサプリは動画配信に特化したサービスなので、質問ができない点は割り切るなど使い方を考える必要があります。

 

6、勉強が楽しめるためのゲーム画面にイライラ

スタディサプリには、子どもが学習に飽きないためのゲームが用意されています。

講座を視聴したり、問題を解くことでコインが入手でき「サプモン」というモンスターを育てたり、バトルをしたりすることができます。

我が家の子どもの場合、タブレットから音が聞こえないな~と思ったらゲーム画面を開いていることがしばしば(汗)。

課金するゲームでもないですし、やれることは限られているのですが、中学受験において親はイライラしがちです。

「ゲームをやっている→イラッ」っとならないように気を付けることが必要です。

ただ、使い方によっては、とってもモチベーションをあげるとても良いツールになります!

各教科別の講座数の紹介をします!

国語・算数・理科・社会の基礎講座数

小学4年生 小学5年生 小学6年生
国語 24 24 24
算数入門編 36 37 31
算数 30 32 32
理科 24 24 26
社会 15 21 25

 

スタディサプリの動画は15分ぐらいの構成になっているので、実際の動画数はこの4倍ほどになります。

例えば社会の6年生ならば、1講座につき4つの動画に別れているので、25×4=100動画 となります。

たくさん動画がありますが、スタディサプリでは、講座を見るとマークがつくので、見たのか見ていないのかを迷うことはありません。

下の画像のグレーの丸は、まだ視聴していない講座。水色は、途中まで視聴。王冠は全て見た講座です。

スタディサプリのマーク

 

15分でサクっと見られるので、中学受験塾の予習としても最適です。

また、視聴後にミニ問題がありますので、子ども自身が授業が理解できているのかを確認することも可能です。

確認テスト

 

確認テスト

 

国語・算数・理科・社会の応用講座数

 

小学4年生 小学5年生 小学6年生
国語 21 21 21
算数 15 30 30
理科 30 30 30
社会 12 30 30

 

こちらも、実際の動画数はこの4倍ほどになります。

応用になるので、中学受験に対応している講座となります。

スタディサプリの動画は、わかりやすい授業を考えているので、撮影も凝っています。

黒板も横にとても長いものを使っており、先生が横に移動するとカメラも移動して新しい黒板が出現します。

文字で書くとなんのこっちゃな感じですが、「おぉぉ」と親子で声を出してしまうこともありましたので、是非、視聴して探して見て下さい笑。

 

教科書が改訂された時には随時更新され、追加講座などもあります。

 

最後に

本日は、中学受験などでのスタディサプリの効果的な使い方などをお伝えしてみました。

  • 進学塾に通っているのならば、塾の予習や復習に
  • 塾なしでの受験を目指すのであれば、学校の授業の予習や復習と先取り授業に
  • 中学受験を考えていないご家庭の場合は、お子様の学力向上ツールとして

上記の使い方が主なものになりますが、苦手科目があった時にはとっても効果を発揮する使い方ができるがスタディサプリです。

 

あわせて読みたい記事

タブレット学習以外では、丸つけを親がやるのか子どもにまかせるのか・・・。悩みどころです。

やる気が出る親の丸つけも実体験を元に紹介してみましたので参考にしてくださいね^^

中学受験(受検)で親が宿題の丸つけをするメリット・デメリット

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です